ADHDの得意な科目・苦手な科目

そもそも「発達障害(ADHD)」って?

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は発達障害の1つ。発達障害とは、脳機能の偏りによって社会生活に何かしらの弊害があることを言います。ADHDはその中でも、「多動性」「注意欠陥」「衝動性」の3つが主な特性です。

ADHDの苦手科目・得意科目

一般的に、発達障害(ASD、ADHD)の人は、数学や理科、社会が得意で国語や英語、実技科目が苦手な傾向にあります。ただし、「この科目の内容、全部苦手!」ということは実は稀で、「この科目のここは苦手だけど、こっちはめちゃくちゃ得意」みたいになります。また、当然ながら個人差もあります。

私だっち~も理系の人間です。実技の中でも体育は特に苦手でした。科目ごとの、苦手になりやすい部分、逆に得意になりやすい部分は次の項で説明します。

数学編

・計算はできるが文章題が苦手⇒情景がイメージできないため

・計算ができない⇒数字が苦手

先ほどお伝えした通り、私は理系の人間なので基本的に数学は得意です。しかし、空間図形だけは非常に苦手でした。ADHDの特性の1つで「空間イメージができない」というのが強かったためです。

国語編

ASDの人の場合、「人の気持ちを考える」「間を読む」ということができないことが多いです。

そのため、主に小説やエッセイの読解が苦手な傾向にあります。例えば、主人公がそのとき、こういう気持ちだった、と答えには書いてあっても、それがなぜそのような気持ちになるのかがわからないのです。論理的に頭で分からない、というよりは感覚、体感としてイメージできない、と言った方が近いかもしれませんね。

逆に、漢字や文法など暗記要素が強いものは得意だという人も多いです。

体育・実技編

ADHDやASDの人が体育が苦手なのには理由があります。脳と身体の各部の神経伝達がスムーズに行われていないためです。DCD(共同性運動障害)という別の障害もあります。

見た目には全く問題がなく(腕がない、足がない、といった類のものではない)、単純な動き、例えば歩く、跳ぶ、投げる、などーは問題なく行えます。しかし、それらを組み合わせた複雑な動きをしたり動きを意識しながら行うとぎこちなくなったりしてしまいます。

対処法?苦手科目の勉強法

まとめ

発達障害の特性として、「得意なものと苦手なものの差が大きい」ことが挙げられます。

得意不得意は誰にでもあるもの。しかし、社会に求められない能力が高くても、求められることができなければ逆に生きづらさにつながってしまいます。

多様性を認める、とは、「このような能力を持っていないと社会では生きられない」という事実からどのような人でも生きていていい、という考えに変えていくことではないでしょうか。