話題の「不機嫌ハラスメント」って何?実はあなたもやっちゃってるかも!

不機嫌な男性

みなさんは「フキハラ」って聞いたことありますか?

フキハラは、「不機嫌ハラスメント」の略で、不機嫌な態度で相手(基本的には自分よりも弱い立場にある人)を委縮させてしまうこと。

確かに、不機嫌そうな人が近くにいるだけで、自分もイヤ~な感じになっちゃいますよね。

感情は言動や態度などから周囲に伝わっていくことは心理学的にも認められています。情動感染といい、とくにネガティブな感情ほど伝わりやすいのです。

自分の感情が周りに影響を及ぼすこと、また、自分の不機嫌な態度が周りに恐怖を与えてしまうことを自覚しましょう。

ただ、ハラスメントは自分には悪気がなくても相手が「ハラスメントだ」「不快だ」と感じてしまったらハラスメントになりますので注意しましょう。

人間だれにでも不機嫌なときはあります。なのでたまーに不機嫌になるのは「フキハラ」とは認められません。認められるのは次のような場合だけでしょう。

不機嫌ハラスメントだと認められる場合

  • いつもいつも不機嫌な態度を取られる
  • 不機嫌、または怒っている理由がわからない・話してくれない
  • 職場ではいい顔をするが、家庭内では横柄にふるまっている
  • 他の人には笑顔なのに、自分に対してだけ横暴なふるまいをする

この記事ではまず、なぜ不機嫌な言動をしてしまうのか、心理的な理由を2つご紹介します。その上で家庭や職場などそれぞれの人間関係における対処法や自分が気を付けることを学んでいきます。

それではさっそく本題へ!

フキハラをしてしまう心理的理由

イライラしている女性の画像

頻繁に不機嫌になる人はいくつかのタイプがあります。タイプによって不機嫌になる理由が違いますので、タイプごとにの心理状況をみていきましょう。

不平・不満タイプ

不平・不満タイプは「○○が~~してくれない」「○○のせいでできなかった」と不平や不満を言うタイプ。自分には何もできないため、「誰かになんとかしてほしい」という気持ちがあります。

「他の誰かのせい」で不機嫌になっており、自分は悪くないと考えているため、ハラスメントを起こしている自覚がないことが多いです。

自分ではなにもできず、無力感を感じている余裕のない人なんだなぁと冷ややかな目で見ましょう。

威圧タイプ

威圧タイプは、あえて不機嫌そうな態度、横暴な態度をとることで自分よりも弱い立場にある人をコントロールしようとするタイプ。支配欲が強く、下にみられることが嫌な人が多いです。

相手を責めるために「どうしてできないんだよ!」と怒鳴り散らかすことも。

とくに注意しなければならないのは、特定の人にだけ攻撃してくるタイプです。

近くにいてもいいことはないので、できる限り逃げましょう。

フキハラをしてくる人への対処法

WHAT DO YOU SAY?

前項でフキハラをしてくる人間の気持ちがわかりました。それを踏まえた上でのより実践的な対処法を、状況別に見ていきましょう。

家庭編

「嫌だ」「不快だ」と感じたら素直に相手に伝えるようにしましょう。

そして、もしパートナーから伝えられたら自分に悪気はなくても相手に不快な思いをさせてしまったことは事実なので素直に謝りましょう。

お互いにしてほしいことを打ち明けてしまったほうが、「どうして察してくれないの?わかってくれないの?」と悩むよりも早いです。

素直に自分の思いを打ち明けられないような関係であれば間違いなく「対等」な関係ではないので、自分や家族のありかたそのものを見直す必要があります。

職場編

職場では家族(とくに夫婦間)とは違って対等な関係でないことが多いのが特徴です。

「どうしてできないんだ?」ではなく、「自分がどういう働きかけをしたらできるようになるかな?」と、見る対象を自分に向けることが大切です。

また、感情に任せた怒りではなく、論理的な注意や説明でお互いに理解できる形を取るようにしましょう。

自分がフキハラをしないために気をつけたいこと

ビックリマークの画像

これまでは、周りにいるフキハラをしてくる人の心理やその人への対処法をみてきました。この項では、自分がフキハラをしないために注意するべきことを胸に刻んでおきましょう。

感情に任せるのではなく、論理的に話しあいましょう。また、相手をムリに変えようとするのではなく、自分ができることはなにかを考えるようにすると気持ちが晴れますよ。

さいごに

社会の中では、生きづらさはトレードオフの関係にあります。つまり、一方が生きやすくなれば、他方で生きにくくなっている人もいるということ。

確かに「嫌なことは嫌」と言えるようになってきたこと自体はいいことです。しかし、なんでもかんでも「ハラスメント」認定してしまうとどんどん生きづらくなってしまいます。

大切なのは、

  • 相手が嫌がることはしない
  • 間違ってしてしまったら誤る

この2つです。

少なくとも日本は、当たり前とも思えるこれら基本的なことが意外とできていないこと、またそういう風潮があることが問題なのではないでしょうか。