似てるようで全然違う!アレルギーと不耐症の違いとは?

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女性
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だっち~先生!アレルギーはなんとなくわかるのですが

不耐症って何ですか?アレルギーと不耐症って別のものなんですか?

だっち~
だっち~

アレルギーと不耐症はどちらも「食べ物を食べたときの体内の異常反応」という点では共通していますが、全く別のものですよ。具体的にどう違うのか、見ていきましょう。

アレルギーと不耐症の違い

  • 食物アレルギー:免疫機能が異常に反応する。すぐに症状が現れる。
  • 食物不耐症:体内に分解酵素がなく、大きな物質を分解できない。症状が現れるまでに時間がかかる。

アレルギーは免疫系の異常反応なので、食べるとすぐに反応が起き、症状が出ます。嘔吐や炎症、めまいなどは典型的な例ですね。

一方、不耐症は、本来は腸で分解され小さな状態になってから全身をめぐる物質が、分解されず大きな分子のまま全身を周り、傷つけることで起きます。そのため、食べてすぐに症状が出るわけではなく、数日後から徐々に表れます。

そのため、直接の原因がなにかわからない、ということも。

主な食物不耐症

グルテン不耐症

最も有名な不耐症「グルテン不耐症」。グルテンというのは、品種改良された小麦粉に含まれる成分です。パンや麺類の弾力や柔らかさを出すのに使われています。

欧米では100人に1人の割合で、グルテンを分解する酵素がないか十分にないグルテン不耐症がみられるというデータも。日本でははっきりとしたデータはありませんが、欧米よりも多いと考えられています。

欧米ではもともと小麦が主食だったので、身体がある程度適応していると考えられるためです。日本の主食はお米であって、小麦を多く食べるようになったのはここ数十年。食生活の変化に身体の変化が追い付いていないため、身体がダメージを負いやすいのです。

この、グルテンがうつや発達障害など、メンタルヘルスの諸問題に関係しているという説もあります。

「最近どうも、メンタルの調子がわるいな~」

という方は一時的(最低2週間)にでも小麦粉を含む食品を食べないようにしてみましょう。

乳糖不耐症

グルテンと合わせて腸によくないのが「乳糖」。文字通り牛乳に含まれる糖のことで、ラクトースといいます。

骨を丈夫にしようと牛乳をたくさん飲んでいる人も多いと思いますが、実は他のところで身体を壊している可能性があるのです。

身体の調子が悪いのに、毎朝パンと牛乳を口にして、お昼にパスタを食べている、なんていう方はかなり危ない状況だと言えましょう。