パニック障害ってどんな病気?【元当事者のカウンセラーが語る】

灯台の画像

うつ病や不安障害と併発することで近年注目されている「パニック障害」。

言葉は聞いたことあるけど、具体的な症状についてはあまり知らない、と言う人が多いのではないでしょうか。

実は、よく言われる「パニクった状態」とは全然違うもので、対処の仕方も違います。

今回はパニック障害を経験し、現在はカウンセラーとして活動している私が実際を語ります。

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パニック障害とは

パニック障害は、何の前触れもなく、突然、息苦しさや手足の震え、めまいなどの症状(パニック症状)があらわれる病気。

パニック症状には、主に3つの段階があります。

パニック障害の流れ

  1. パニック発作
  2. 予期不安
  3. 広場恐怖

順番に説明していきますね。

パニック発作

パニック障害の最初の段階はパニック発作。基本的にパニックの症状は発作的に起こります。

頻度はそれほど高くはなく、パニックになっても数秒から数分間で落ち着くことがほとんど。

ただ、症状が何の前触れもなく急に出てくるため、次第に何かをすることに不安や恐怖を感じるようになっていきます。それが次の段階「予期不安」です。

予期不安

予期不安は、いつまた症状が出るかわからず、不安を感じている状態のことを言います。

症状が発作的に繰り返し現れると、パニック発作による強い不安だけでなく、「いつ症状が出てくるかわからない」という漠然とした不安もつきまとうようになります。

このあたりから、徐々に慢性的な不安や恐怖を抱えることになります。

広場恐怖

広場恐怖とは、文字通り「広場のような、人がたくさん集まる所が怖い」状態のこと。

予期不安の段階でも人前はそれなりに怖く感じますが、誰かと一緒にいることで落ち着くこともあります。

しかし、広場恐怖の段階では、誰かと会うこと自体が苦になることも。

なので、パニック障害の方と会う場合は、会うだけで苦痛になっていないか、見極める必要があります。

パニック障害の症状

広場に集まる人々

パニック障害の症状(パニック症状)は身体的な症状、精神状態や思考への影響など、多岐にわたります。主な症状だけでも10個近くあります。

※ここに挙げたのはあくまでも一部です。人によってはここにない症状が出ることもあります。

パニック障害の症状(パニック症状)

  • 胸が締め付けられるような圧迫感・痛み
  • 何に対してか、わからない緊張感・不安
  • だるさ・めまい・目が回ったような感じ
  • ネガティブ思考が自動的に繰り返し繰り返し頭をよぎる
  • ふとした瞬間に「死」を意識
  • 息苦しさ・呼吸ができないまたは呼吸が早くなる
  • 体温調節機能が狂い、悪寒を感じる
  • 吐き気
  • 急な頭痛

パニック障害の原因

神経の画像

パニック障害の原因については、諸説あります。

現在有力なのは、脳神経の異常による機能異常説です。

ただ、神経にしても、遺伝子にしても、ホルモンにしても、普段の生活習慣が影響していることは明らかなので、生活習慣を見直すことである程度改善することは可能だと考えられています。

パニック障害になりやすい人

チェスをする男性

マジメで完璧主義な人はパニック障害になりやすいといわれています。他人の評価に敏感な人や繊細な人、神経質な人も同様。

うつ病になりやすい人のタイプと似ていて、自分を責めがちな人もパニック障害になりやすいです。

適度に息抜きやストレス発散をしましょう。

パニック障害のサイン

ビックリマークの画像

目立ったサインはありません。先ほど示した症状が慢性的でなく、発作的に表れるようになったら要注意です。

周囲の方の接し方

自分を伝える

パニック障害における「不安」は健康な人が感じる「不安」とは違います。健康な人でも不安を感じる時はありますが、何が不安なのか、何に対して緊張しているのかがわかっています。

しかしパニック障害では、対象のものがなにもない不安、漠然とした恐怖を感じています。

なので、無理に理解しようとすると健康な人の思考までネガティブになりかねません。そうなってしまっては本末転倒です。

人間は、自分が苦しむ姿を他の人には見せたくないもの。広場恐怖でなくても、人に会うときや話をするときは緊張し、不安を感じています。

やさしさは必要ですが、必要以上に関る必要はありません。まずは自分を大切にしましょう。

まとめ

希望の光

パニック障害を含め、精神障害や気分障害は「心(だけ)の問題」だと考えられがちです。

しかし、感情や思考をつかさどる脳も身体の一部であることを忘れてはいけません。心の問題は身体の問題、心の病気は身体の病気なのです。心だけの病気だと思って、心だけをどうにかしようとしても治りません。

まずは身体のメンテナンスをし、その上で再発しないよう、自分の生き方を変えるのです。

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