初心者におすすめ!哲学本ランキングベスト5

積み重なった本

自己啓発系の発信を見ていると、「哲学を学べ」という言葉が多く出てきます。しかし、一概に「哲学」といっても具体的に何をすればいいかわからず、とりあえず哲学の本を読もうとして「入門」とか「教科書」と書かれている本を探している人も少なくありません。

ただ、いわゆる「普通の哲学の入門書」はビジネス書でも自己啓発書でもありません。思想の変遷、時代背景の歴史を順を追って書かれているものがほとんど。

そこで今回は、「ビジネスや自己啓発のために哲学書を読みたい」という方にオススメの書籍ベスト5をまとめました。

【判断基準】

  • 他の書籍にはない、独自性やオリジナリティ
  • 新しい知識やノウハウを学べる
  • インパクトや影響度

こういったところを重点的にみました。

わかりやすいけど書かれている内容は他のものと同じ、いわゆる「教科書」ではありませんのでご了承ください。

それでは早速、ランキングへ!

オススメの哲学書 ベスト5

5位:DEATH 「死」とは何か シェリー・ケーガン

「死」という一見、考えようもなさそうなテーマから、逆に「生」を見つめなおし、今をどう生きるかを私達に問いかける一冊。

米国イェール大学で23年もの間、大人気の講義を基に作られたものです。タイトルの通り、人間の「死」を見つめなおす内容になっています。ただ、決して恐ろしい内容ではなく、非常に冷静かつ論理的に深く考えられています。

宗教的な知見など、日本にはあまりなじみのない部分も出てきますが、「こういう考え方もできるよね」という書き方をされているので、わかりやすいです。

この本を読めば、見える世界が変わること間違いなしの1冊です!

※ガッツリ本気で勉強したいという方は右の完全翻訳版を読むべき。ただ、縮約版の方でも十分すぎるくらい濃くて深い内容となっております。

※左:縮約版 右:完全翻訳版

4位:21lessons ユヴァル・ノア・ハラリ

大ベストセラー「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の3作目

現代社会を生き抜くためのマインドが21のテーマに分けて考察されています。

歴史学者でありながら情報技術(IT)やバイオテクノロジー(BT)にも関心を持っているハラリ氏がイメージしている未来とはどのようなものなのか?

「今」を生きている私達はそれに備えてどのように生きればいいのか?

その答えがこの一冊にまとめられています。

未来の仕事、戦争、宗教、教育、果ては平等や平和といった社会的、哲学的な問題に対してもハラリ氏は答えを出しています。

ビジネスマンが幅広いジャンルの知識や教養を身に着けたいなら、絶対に読んでおくべき一冊です!

3位:これからの「正義」の話をしよう マイケル・サンデル

日本ではまだなじみがありませんが、海外ではすでに「平等」という考え方は廃れつつあります。平等にとってかわって「公正」という新しい考え方が浸透しつつあります。なんだか難しく聞こえますが、要するに「フェア」「妥当」というニュアンスです。

どちらか一方が正しいということは稀で、多くの場合は程度やトレードオフの問題を抱えています。

これらを考える時に必ず出てくるのが「正義」です。正義に関して、過去の哲学者が考えてきたことを基に、さらに論理を構築しているのが本書となります。

これからの社会に起きる諸問題を考え、論じる際に必要となる考え方が全てまとまっていますので、今のうちから読んでおくべきです!

2位:人生に革命が起きる10の言葉 小倉 広

あの有名なアドラー心理学の書籍の一つ。「嫌われる勇気」とかの方が人気は高いようですが、私はこちらの方をオススメします。特に、あまり難しい本に慣れていない人には。

タイトルの通り、100のフレーズが出てくるのですが、一つ一つがアドラー心理学の重要な考え方を表しており、端的に理解できます。

見開きの、右ページにはフレーズが、左ページにはそれについての簡単な説明が書かれています。

文字数が少なく、「本が苦手」という方にはオススメです。私の知り合いの活字アレルギーの人でも読めました。

1位:武器になる哲学 山口 周

私が一番オススメしている哲学書です!

そもそもビジネスマン向けに書かれた哲学書なので、当然といえば当然の結果なのですが。

内容が充実していてすばらしいのは言うまでもありませんが、他の書籍ではあまり取り上げられないジャンルやキーワードも扱っているので、新たな発見があること間違いナシです!

もう何周も読んでいますが、それでもなお、読むたびに新たな学びがあります。そのような本は今までの人生でわずか数冊しか出逢ったことがありません!

ビジネスマン必読の1冊といえるでしょう。

まとめ

「哲学」というのは非常に幅が広い学問です。学問、というよりも人間の営みの根源と言っても過言ではありません。科学や宗教、芸術など、現代社会にあるほとんどのものが元をたどれば哲学に関係しています。当然、過去に多くの人が書籍を残しているわけですし、今も増え続けています。

その中で、「ビジネス」「生き方」「自己啓発」などに限定して、自分に合うものを探す方が難しいでしょう。

実際に検索してみても、何十冊も候補が挙げられているくらいです。今日、ここに挙げた5冊だけでも十分な教養になります。

「まずは一冊から始めたい」という方や「勉強はしたいけれど、何十冊もは変えないよ」という方は、一位の「武器になる哲学」を購入されることを強く強くオススメします。